福岡県遠賀郡芦屋町産の赤紫蘇(無農薬)を用いて化粧品素材の活用方法について九州大学大学院農学研究院・㈱久留米リサーチパークと産学官連携による研究を進めてまいりました。
この度、研究の成果が実り、芦屋町の赤紫蘇に含まれる機能性成分を単離同定し、様々な可能性を見出し、研究成果を特許出願いたしました。
1、ウイルス結合阻害剤
2、肌改善剤及びその使用
1.ウイルス結合阻害剤は、赤紫蘇抽出物がスパイクたんぱく質を有するウイルスとアンジオテンシン変換酵素Ⅱ(ACE2)との結合を阻害することを見出し、ウイルスが結合することをガードすることを発見しました。さらに、赤紫蘇含有成分が有する肌質の改善として、抗アレルギー、抗ニキビ、抗シワについてエビデンスを獲得しました。
赤紫蘇にはウイルスへの効果だけでなく、化粧品素材(アンチポリューションコスメ)への可能性等、マルチファンクション素材としてのポテンシャルを秘めており、赤紫蘇コスメのパイオニアとして、今後も研究を進めてまいります。